私たち美容師は、決して広くない一つの空間で、一日の長い時間を一緒に過ごします。 どうしても人と人との距離が近くなるため、他人の行動が目に入りやすくなります。 美容師として現場に立ち続けながら、目白で美容室スカラを経営してきた私が、美容室という職場で感じていることを書いてみます。 人との距離が近い場所ほど、細かなことが気になる 混んでいる電車を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。 人との距離が近ければ近いほど、ちょっとしたことが気になったり、必要以上に神経質になったりするものです。 先日、隣のビルにチラシを投函していた人に、住人の方がものすごい剣幕で怒っているのを見ました。 これが、アラスカだったら、チラシは貴重ですから、みんな和やかにのんびり生きています。 人が多く、便利で、距離が近い場所ほど、細かなことが気になりやすい。美容室も、それに少し似ているところがあります。 悪口を言われることより、気になること 私は、自分が悪口を言われること自体は、あんまり気になりません。人間の本能だと思うからです。 でも、それより気になるのは、悪口を言っている本人が、果たして気持ちよく仕事をしているのかということです。 本人に言えば意見、第三者に話せば陰口 例えば美容室で、新しい薬剤や器具を使っている人がいて、「そのやり方、少し違うんじゃない?」と思ったとします。 その場で本人に、「こうしたほうがいいんじゃない?」と伝えれば、それは意見やアドバイスです。 ところが、その本人には言わず、「〇〇さん、あんな使い方してたよ」と第三者に話した瞬間、意味が変わってきます。本人は悪口を言っているつもりはまるでありませんが、立派な陰口です。 本当に相手のためを思っているのであれば、本人に伝えればいい。 同じ空間に本人がいるのに、わざわざ別の人を介して伝える。私は、この形が一番人間関係を悪くすると思っています。 言われた側も、「なぜ自分に直接言ってくれなかったんだろう」と思います。そして、「自分がいないところでも、何か言われているのかな」という気持ちになります。 こうして少しずつ、職場の空気が悪くなっていきます。 陰口を撃退する、二つのこと では、どうすればいいのか。 一つは、何かあれば本人に直接言う文化をつくること。 もう一つは、誰かから別の人の話を聞いたときに、「それ、本人に直接言ったほうがいいんじゃない?」と取り合わないことです。取り合ってくれない人の前では、悪口を言わなくなります。 この二つだけで撃退できます。 人をきれいにする仕事だから、気持ちよく働いていたい 人のいないところで、その人の話を延々としても、仕事は一つも良くなりません。生産性もありませんし、何より仕事そのものがつまらなくなります。 美容師は、人をきれいにして喜んでもらう仕事です。だからこそ、働いている側も気持ちよく仕事をしていたい。 誰かのことを陰で言うのではなく、何かあるなら本人に言う。そして、間に入った人も話を広げない。 そんなシンプルな職場にしていきたいと、私は思っています。 遠藤 学(美容室 scala オーナー・スタイリスト) 電話または下記よりご連絡ください 見学・体験のみでも大丈夫です 03-3988-8030 応募フォーム -note- noteでは、オーナーがサロンに込めている思い、 マンツーマンで大人女性の髪と向き合う 仕事の中身を、少しずつ書いています。 応募の前に、まずは読むだけでも構いません。 「合いそうかどうか」を確かめる材料に していただければ嬉しいです。 note
私たち美容師は、決して広くない一つの空間で、一日の長い時間を一緒に過ごします。
どうしても人と人との距離が近くなるため、他人の行動が目に入りやすくなります。
美容師として現場に立ち続けながら、目白で美容室スカラを経営してきた私が、美容室という職場で感じていることを書いてみます。
人との距離が近い場所ほど、細かなことが気になる
混んでいる電車を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。
人との距離が近ければ近いほど、ちょっとしたことが気になったり、必要以上に神経質になったりするものです。
先日、隣のビルにチラシを投函していた人に、住人の方がものすごい剣幕で怒っているのを見ました。
これが、アラスカだったら、チラシは貴重ですから、みんな和やかにのんびり生きています。
人が多く、便利で、距離が近い場所ほど、細かなことが気になりやすい。美容室も、それに少し似ているところがあります。
悪口を言われることより、気になること
私は、自分が悪口を言われること自体は、あんまり気になりません。人間の本能だと思うからです。
でも、それより気になるのは、悪口を言っている本人が、果たして気持ちよく仕事をしているのかということです。
本人に言えば意見、第三者に話せば陰口
例えば美容室で、新しい薬剤や器具を使っている人がいて、「そのやり方、少し違うんじゃない?」と思ったとします。
その場で本人に、「こうしたほうがいいんじゃない?」と伝えれば、それは意見やアドバイスです。
ところが、その本人には言わず、「〇〇さん、あんな使い方してたよ」と第三者に話した瞬間、意味が変わってきます。本人は悪口を言っているつもりはまるでありませんが、立派な陰口です。
同じ空間に本人がいるのに、わざわざ別の人を介して伝える。私は、この形が一番人間関係を悪くすると思っています。
言われた側も、「なぜ自分に直接言ってくれなかったんだろう」と思います。そして、「自分がいないところでも、何か言われているのかな」という気持ちになります。
こうして少しずつ、職場の空気が悪くなっていきます。
陰口を撃退する、二つのこと
では、どうすればいいのか。
一つは、何かあれば本人に直接言う文化をつくること。
もう一つは、誰かから別の人の話を聞いたときに、「それ、本人に直接言ったほうがいいんじゃない?」と取り合わないことです。取り合ってくれない人の前では、悪口を言わなくなります。
この二つだけで撃退できます。
人をきれいにする仕事だから、気持ちよく働いていたい
人のいないところで、その人の話を延々としても、仕事は一つも良くなりません。生産性もありませんし、何より仕事そのものがつまらなくなります。
美容師は、人をきれいにして喜んでもらう仕事です。だからこそ、働いている側も気持ちよく仕事をしていたい。
誰かのことを陰で言うのではなく、何かあるなら本人に言う。そして、間に入った人も話を広げない。
そんなシンプルな職場にしていきたいと、私は思っています。
遠藤 学(美容室 scala オーナー・スタイリスト)
電話または下記よりご連絡ください
見学・体験のみでも大丈夫です
03-3988-8030
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noteでは、オーナーがサロンに込めている思い、
マンツーマンで大人女性の髪と向き合う
仕事の中身を、少しずつ書いています。
応募の前に、まずは読むだけでも構いません。
「合いそうかどうか」を確かめる材料に
していただければ嬉しいです。
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